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2009年4月10日金曜日

珪藻土についての説明

珪藻土についての説明

珪藻土は植物性プランクトンが死んで化石になり、二酸化ケイ素水化物が主成分の土となったものであります。

色は白色・灰白色・黄色の色があり、七輪として使われていました。

珪藻土の大きな特徴は珪藻殻の細孔と珪藻殻相互の間にある大きな空隙の多孔質がもたらす機能です。

そのような珪藻土を建築材料として使用され始めたは、ここ10年ほど前のことです。今では土壁風のよさと、施工性のよさから30を超えるメーカーから発売されるようになりました。

2009年2月13日金曜日

珪藻土の主な特徴

珪藻土の主な特徴

①珪藻土は吸水性が非常によく、自分の重さの70%も吸水する特性があります。そのため、壁に塗ると部屋の空気中の水分が吸収・放出されます。調湿性があるということです。
しかし、外部に使うと吸水性の特性が逆に作用し、防水剤などを入れて防水する必要性が出てきます。

②珪藻土は臭いや煙を吸着しますから、脱臭や吸煙の作用が得られます。また、建材に含まれているホルムアルデヒトを吸着することができます。

③珪藻土は1000℃までの熱に耐えることができます。また、それ以上の温度になっても、熔けるものの燃えることはありません。

④珪藻土は無機質ですから、化学的に安定しているので、耐薬性があります。

⑤珪藻土の微細孔があるので、ほかの仕上げ材と比較して、断熱性と保湿性にすぐれています。

⑥珪藻土の微細孔が音を吸収するので、遮音、吸音効果があります。 

珪藻土仕上げの施工の仕方

珪藻土仕上げの施工の仕方

A. 珪藻土の仕上げが内装の場合

①珪藻土を内装の仕上げにする場合、この材料は空気中で硬化するため、冬場の水気が多い場所では乾燥が遅く、凍結や白華になる場合があります。それで、施工をした後は、風通しを良くし暖めるようにします。夏場の場合は直射日光や乾燥に注意して下さい。

②ボード下地の場合の施工の順番を記します。
テーパーボードなどの下地の上に、グラスファイバーテープを張付けます。その上に下地調整材の目地部を塗りつけ、下地調整材を2ミリの塗り厚でぬります。そのうえに内装用珪藻土を仕上材中塗り厚2mmを塗り、仕上げ材塗り厚3mmをぬります。

B. 珪藻土の仕上げが外装の場合

①冬のときや乾燥がよくいない場合、昼前までに塗付けを終了するようにします。どうしても午後にしなければならない場合は、夜中の雨や凍結に注意をしながら朝にブラッシングをします。

施工の最中や施工の終わった後、3、4日は雨や雪に直接当たらないように気を付けます。また、夏・乾燥のきつい場合はシートで養生します。

②外壁の場合の施工の順番を記します。
コンクリートやラス下地の場合その上に下地モルタルを塗ります。その上にシーラー処理をし、外装用の珪藻土仕上げのろ掛けを行い、次に同じく中塗り材厚3ミリ、上塗り6ミリを塗ります。

以上が珪藻土仕上げの施工の仕方になります。

珪藻土の仕上方法の種類

珪藻土の仕上方法の種類

こて押さえ仕上げ
珪藻土をぬった後に、水の引き具合を見て、コテで押さえます。どの左官材でも使用される一般的な仕上げ方です。

撫切り仕上げ
仕上げ材を5mm程ぬり、表面をこてで軽く撫でます。すると骨材が浮き上がってくるので、独自な乾燥した質感のテクスチュアが表現されます。

磨き仕上げ
珪藻土であっても磨き仕上げをすることはできます。上塗り材をコテで数回磨くことで、土壁とはまた違った色調や質感を得ることができます。

床たたき仕上げ
珪藻土を叩くように圧力を与えて塗りつけ、表面のノロを拭くように取り除き仕上げます。拭き取り方で多くの表情を作ることができます。

掻き落し仕上げ
珪藻土を平らにコテ塗をして、固まったあとにワイヤーブラシで表面をブラッシングします。骨材が乱雑につぶれて柔らかな表情になります。また、ほかの材料(川砂・砂利・バーミュキューライト)を入れることで、違ったおもむきになります。


2009年2月12日木曜日

珪藻土のメンテナンス

珪藻土のメンテナンス

珪藻土の仕上げが汚れた場合、表面を掃除することは困難です。この場合は塗り替えてしまった方が良いようです。
メンテナンスの施工の仕方は次のとおりです。その方法は3通りあります。
方法①
そのままの状態で別の塗料で塗装を行う。
方法②
そのままの珪藻土の上に珪藻土を重ね塗る。
方法③
汚れた珪藻土をはがして、新しく珪藻土を塗り替える。

このうち、方法①と②は珪藻土に付着する汚れが、灰汁となって仕上げ表面に浮き上がってくることがあるので、必ず、既存の壁面にシーラー処理を行うことが大事です。

また、キズを受けてしまった部分の補修は、その部分に塗りこむだけでよいですが、じゅらく塗などと同じように、色むらがでやすいので、なるべく一壁または一面一室全部を補修したほうがいいです。

珪藻土塗り方の手順

珪藻土塗り方の手順

現場の監理や施工は珪藻土の特徴を良く知って行うことが必要です。

①まず、下地作りから説明していきます。珪藻土に限ったことではありませんが、仕上材の不陸・ひび割れ等は下地の状態で決まります。珪藻土はどの下地にも合いますが、石膏ボード下地やコンクリート・ラスモル下地で施工されるのが殆どです。
下地に塗る下地調整材はメーカーの指定したものを使う方が状態は良いようです。

A. 石膏ボード下地の説明をします。

珪藻土を塗る場合、下地の石膏ボードはテーパーボードを使った方がよいです。目地にはテープをはりパテ処理をします。下地は平らにしなければなりません。

また、石膏ボードの張り方は千鳥張りとし、目地を通さないようにします。胴縁は乾燥木材を使い、ボードが動かないように150から200mmごとにビス止めとします。

B. コンクリート・ラスモル下地の場合の説明をします。

珪藻土はコンクリートの下地に直に塗ってはいけません。剥落する恐れがあるからです。モルタル刷毛引きあるいはサンドモルタルを塗り、シーラー処理をした上で施工をします。

また、木造の場合はラスモルタルの上に同上の処理を行います。

②珪藻土の仕上げ材の塗り方を説明します。
珪藻土仕上げ材に接着剤を加えて、骨材・砂利等を加えて塗り込みます。コテ等を使用して、十分に圧力を加えながら塗りつけます。また、意匠上コテムラを付けたり、乾燥させてワイヤーブラシで表面を掻き落します。色んなテクスチュアを楽しめます。

2009年2月11日水曜日

珪藻土の塗り方に失敗しないための方法

珪藻土の塗り方に失敗しないための方法

コテむらが出やすいので、その対策を説明します。
①珪藻土はこて離れが良くないので、なかなか思い通りの仕上がりになりません。まず、メーカーの施工のための仕様を基本に試し塗を行います。施工のやり方をマスターした上で、本格的に施工することをお勧めします。

また、珪藻土が沢山含まれている場合は、こて捌きが難しく平らな仕上げになるほど、コテむらが気になるようになります。珪藻土の仕上げ材を使う場合は、最初からコテむらを出した仕上げか、刷毛挽きのような仕上げとするほうが良いと思います。

②スタッコ調の仕上げにするための注意点を説明します。
珪藻土でスタッコ調の仕上げをする場合、柱や床、天井などとのチリがうまく仕上がらないので、そのきわをこて押さえでおさえ、処理します。

③色ムラが目立たないような対策をします。
色むらは材料の混ぜによるムラや塗り厚さの不均一、こての押え圧の違いによって、発生します。そのため、下地を平らにすることを心掛け、材料もよく調合したものを使用するようにしたいです。また、色は濃い色のほうが色ムラがめだつので、事前に薄い色を選択しておいたほうが良いでしょう。